こんにちは!
『競艇5点買い』のゴトーです!
今回は、住之江競艇場の攻略記事を書いていきます。
住之江競艇場は、最高峰レースであるSGグランプリ(優勝賞金1億円)を過去29回も開催している伝統ある競艇場です。
選手たちもトップレーサーになるほど住之江攻略に必死になっているので、SG出場選手や地元大阪選手には期待が高まりますね。
今日は、この住之江競艇場で勝つための特徴や予想のコツについて、
- 住之江競艇場のコース形状
- 住之江競艇場の水質や風
- 住之江競艇場の企画レース
- 住之江競艇場の季節ごとの1着率データ
- 住之江競艇場の公式サイト
の5つの観点から解説していきます!
住之江競艇場のポイントを分かりやすくコンパクトに整理するので、参考にしてみてください!
【住之江競艇場の特徴】コース形状
住之江競艇場のコース形状には、
- 第1マークの振りが小さい
- 第1マークとスクリーンの間隔が狭い
- 2マーク付近で引き波がぶつかりやすい
という3つの特徴があります。
第1マークの振りが小さい
住之江競艇場では、中央とスタンドの距離は51mで第1マークとスタンドの距離は45mなので、第1マークの振りは6mとなります(上のコースイラストを見てみてください)。
このように、第1マークの振りが小さいので、1コースを走る選手がスタート後もまっすぐ走れば第1マークに到達することができ、斜行せずに回りシロを持ってターンできるので、そのまま逃げが決まりやすくなります。
1号艇の選手が実力やモーター性能でそれなりに期待できそうであれば、住之江では素直に1頭で予想するのがセオリーになりますね。
第1マークとスクリーンの間隔が狭い
住之江競艇場では、第1マークとスクリーンの距離も85mと狭いです。
そのため、第1マークを回るときに、レバーを握ってスピードターンをすることができず、減速しつつ小回りでターンする技術が求められます。
水面が狭くて有名な戸田競艇場や江戸川競艇場ほど極端ではありませんが、住之江競艇場も第1ターン回りが狭めで、地元選手が有利になってきます。
第2マーク付近で引き波がぶつかりやすい
住之江競艇場では、コース幅が130mと狭めなので、スタート時の引き波がスクリーン側やホーム側にぶつかり返し波が第2マーク付近でぶつかります。
そのため、「住之江競艇場での慣れ」「ターンの実力」「モーターの周り足」などに差があると、第2マークでの逆転劇も多くなります。
スタート勝負で着が決まると考えるのではなく、住之江競艇場は総合力で着が決まると覚えておきましょう。
【住之江競艇場の特徴】水質や風
住之江競艇場の水質や風について調べたところ、
- 淡水でモーター性能の差がでやすい
- 日没後は1コースの1着率が上昇
の2つがポイントでした。
これらについて解説しつつ、風の影響と有利なコースについても解説していきます!
淡水でモーター性能の差がでやすい
住之江競艇場は淡水のプール型水面で、潮の流れなどはありません。
淡水は海水と違って塩分がほとんどないので、浮力が働きづらく、モーターの出力が重要になってきます。
また、体重が重たい選手は、海水に比べて淡水のほうが活躍しづらくなるようです。
住之江競艇場で予想をするときには、「モーター性能をいつも以上に重視」「体重が重すぎる選手は活躍しづらい」の2点に気をつけるのがポイントですね。
日没後は1コースの1着率が上昇
住之江競艇場では、日没後に1コースの1着率が高くなります。
競艇のモーターは温度が低くなると体積効率が良くなって性能が上がるという特徴があり、日没後はモーターの出足が良くなるんですね。
また、日没後は視界が悪くなり、全員が慎重なスタートになりがちです。
このため、日没後は、1号艇がダッシュ勢に負けないような出足で横並びのスタートを決め、そのまま枠番有利で1着をとるケースが増えます。
理屈を知らずに「ナイターだから1号艇有利」と考えてしまうと、16時などのナイター戦でも1号艇有利だと勘違いしてしまいます。
「日没後に気温や水温が下がるからイン有利」「暗くて皆が慎重にスタートすれば順当にイン有利」と理解しておけば、19時頃だからイン有利という感じで正しく予想することができますね。
風の影響と有利なコース
風の影響については、
- 追い風も向かい風も2m以内ならイン逃げが決まりやすい
- 追い風2m以上なら2号艇にチャンスあり
- 向かい風2m以上なら3〜5号艇にチャンスあり
という特徴があります。
住之江競艇場は、1マークの振りが小さくて1コース有利、基本はイン逃げが強い競艇場です。
また、1マーク周りが狭く、2マークも引き波で荒れるため、ターンの難易度が高くて「地元選手」「実力者」「好モーターを引いた選手」が着を取りやすくなっています。
そのため、スタート隊形から予想を考えるよりも、順当にイン逃げで考えたり、ターンの巧拙を軸に予想するのが良さそうです。
「風が弱ければイン逃げ有利」「追い風ならサシを決めやすい2号艇が有利」「向かい風なら助走距離の取れる3〜5号艇が有利」というのは競艇のセオリー通りですね。
住之江競艇場の企画レース
レース | 番組名 | 特徴 |
5 | 住之江ファイブ | 1号艇にA1級固定 |
住之江競艇場では、このように1日に1つしか企画レースがありません。
そのため、住之江競艇場の1着率データを分析する際にも、企画レースの影響は小さく、あまり考えなくてOKです。
企画の有無に関係なく、1着率データを見て得られる情報をもとに、住之江競艇場の特徴を抑えていきましょう。
【住之江競艇場の特徴】季節ごとの1着率データ
住之江競艇場のデータをまとめると、次のようになります。
- 1年を通して、1コース1着率が全国平均よりかなり高い
- 1年を通して、2コース1着率は全国平均よりやや高い
- 1年を通して、3〜6コース1着率は全国平均よりかなり低い
住之江競艇場は、1コース超有利、2コース有利、その分だけ3〜6コース不利ということですね。
これは、コース形状やナイターの兼ね合いから、枠番有利な1,2コースがそのまま1着をとる展開が増えるからです。
なので、鉄板狙いならイン逃げで考えて、穴狙いだとしても2号艇頭を軸に考えると、的中率も維持してコツコツ稼ぎやすくなります。
住之江競艇場の公式サイト
競艇場の公式サイトは、競艇場ごとに載っている情報が違うので、リサーチできる予想材料も変わってきます。
ちなみに、住之江競艇場の公式サイトでは、
- スキル分析 → モーター・スタート・さばきの強さがわかる
- 枠番別10走 → その選手がそのコースを走る上での最近の調子がわかる
- 前日予想・直前予想 → 記者の展開予想や推奨買い目がわかる
などの情報を知ることができます。
このように、住之江競艇場の公式サイトである程度の情報を仕入れることはできますが、「選手コメント」や「オリジナル展示データ」のように予想にかなり役立つ情報は載っていませんでした。
そのため、「競艇公式と住之江公式を両方見て予想を組み立てる」というよりは、「競艇公式で主に予想を組み立てて、念のため住之江公式も見ておく」というイメージが良さそうですね。
私は多めの情報を駆使して予想を組み立てるほうが得意なので、住之江のように少ない予想材料でシンプルに予想するのは少し苦手意識もありますね。
まとめ
住之江競艇場の攻略法は、次の5つでした。
- 第1マークの振りが小さく、1号艇有利!
- 第1マークも第2マークもターンが難しいので、ターン技術で逆転あり!
- 日没後のナイターレースは1号艇有利!
- トータルでは、1号艇超有利、2号艇有利、3〜6号艇不利!
- 住之江公式の情報は、参考程度に活用する!
住之江競艇場の特徴は、「1号艇が超有利、2号艇も有利」ということです。
また、スタート一発勝負ではなく、「地元慣れ・技術差・モーター性能によっては逆転が多い」というのも特徴ですね。
そのため、1号艇や2号艇を1着予想にしつつ、5,6号艇で枠番は不利だけど地元でモーターのいい実力選手をうまく2〜3着に絡めることで、住之江ならではの中穴的中を狙って行くことができそうです。
また、住之江競艇場の独自情報は少なめなので、多くの情報から予想を組み立てるというより、ある程度シンプルに予想していく割り切りの良さも重要になりますね。
実際に舟券購入する記事も書くので、そちらも楽しみにしていてください。
- 住之江競艇場で舟券購入レポその1〜その3