こんにちは!
『競艇5点買い』のゴトーです!
今日は、徳山競艇場の特徴や予想のコツについて、
- 徳山競艇場のコース形状
- 徳山競艇場の水質や風
- 徳山競艇場の企画レース
- 徳山競艇場の季節ごとの1着率データ
- 徳山競艇場の公式サイト
の5つの観点から解説していきます!
徳山競艇場のポイントを分かりやすくコンパクトに整理するので、参考にしてみてください!
【徳山競艇場の特徴】コース形状
徳山競艇場のコース形状には、
- スタートラインのコース幅が広い
- 第1マークのバックストレッチ側が広い
- 他は一般的
という3つの特徴があります。
スタートラインのコース幅が広い
徳山競艇場では、スータトラインのコース幅が60mもあり、比較的広くなっています。
そのため、内側3艇にとってはスタートから真っ直ぐ走れば第1マークに到達できるのですが、外側3艇にとってはスタートから第1マークまでの距離が長くなっています。
当然、スタートから第1マークまでは短いほうが有利なので、外側3艇は不利ということになります。
また、徳山競艇場は1年を通じて、追い風の日が多く、向かい風の日が少ない傾向にあります。
追い風のときは1コースのイン逃げや2コースの差しが決まりやすくなるため、徳山競艇場は、1コースや2コースに有利な競艇場と言えます。
第1マークのバックストレッチ側が広い
徳山競艇場では、第1マークのバックストレッチ側が広いので、まくりの選手がレバーを握ったまま高速ターンをすることが可能になります。
とはいえ、徳山競艇場では追い風の日が多いので、基本は1号艇のイン逃げや2号艇の差しが決まりやすい状況です。
向かい風の日であれば、バックストレッチが広いこともあって、3号艇や4号艇のまくりやまくり差しを狙うのも良さそうですね。
他は一般的
徳山競艇場は、コースそのものの特徴はそこまでなく、「スタートラインのコース幅が広い」「第1マークのバックストレッチが広い」以外は普通です。
そのため、水質・風・選手の強さ・モーターの強さなど、コース形状以外の要素をメインに予想していくことになります。
【徳山競艇場の特徴】水質や風
徳山競艇場の水質や風について調べたところ、
- 海水で干満差の影響も大きい
- 追い風と左横風が多い
- 周回展示で2マークを要チェック
の3つがポイントでした。
これらについて解説しつつ、風の影響と有利なコースについても解説していきます!
海水で干満差の影響も大きい
徳山競艇場は、海水で干満差の影響も大きいです。
満潮に近い時間帯では、水面が高くなってターンが流れやすくなり、1コースの逃げや2コースの差しが決まりやすくなります。
逆に、干潮に近い時間帯には、水面が低くなって全速ターンがしやすくなり、3コースや4コースのまくりやまくり差しが決まりやすくなります。
ボートレース徳山には潮見表というページがあるので、ここをチェックして予想の参考にするのがオススメです。
追い風と左横風が多い
徳山競艇場では、1年間の約80%のレースで追い風や左横風になっているようです。
追い風も左横風も風速3mくらいまでの適度な風量ならイン有利になります。
追い風のときは助走距離が短い1号艇でも好スタートを決めやすくなりイン有利、左横風のときは1号艇が最内を小回りしやすくなりイン有利ということですね。
ですが、どちらも風速4m以上になると、展開が変わってきます。
風と順位のデータについては、後ほど詳しく解説しますね。
周回展示で第2マークを要チェック
徳山競艇場では、スタート時の引き波が第2マークのあたりの残りやすく、1周目の第2マークで順位が入れ替わることがよくあります。
そのため、第1マークを回ったあとも1着争いをしている2選手が、第2マークのターンで順位を決めることも多いです。
また、第1マークで先頭選手が決まった状態でも、第2マークで2着3着が入れ替わることもよくあります。
このため、徳山競艇場は「スタート技術」だけでなく「ターン技術」まで重視していく必要があります。
スタートでほぼ勝負が決まる競艇場とは違って、第2マークの攻防などもギリギリまで目が離せないのが徳山の特徴ですね。
風の影響と有利なコース
風の影響については、
- 弱めの追い風や弱めの左横風が多く、1号艇がかなり有利
- 追い風3m以上なら、2号艇の差しが決まりやすい
- 左横風4m以上なら、2号艇〜4号艇にチャンスあり
- 向かい風4m以上なら、3号艇や4号艇にチャンスあり
という特徴があります。
大前提として、徳山競艇場は、弱めの追い風と弱めの左横風が多く、イン逃げが有利な競艇場となっています。
なので、予想するときにもイン逃げで考えるのが本線になります。
ですが、追い風3m以上なら1号艇のターンが流れて2号艇に差し場ができます。
左横風も4m以上と強くなると、1号艇が簡単に小回りすることはできず、2号艇〜4号艇の1着率がグンと上がります。
また、向かい風4m以上のときには、助走距離の短い1号艇や2号艇がスピードの乗ったスタートを決めづらくなり、3号艇や4号艇にチャンスが出てきます。
徳山競艇場の企画レース
レース | 番組名 | 特徴 |
1 | モーニング特賞 | 1号艇にA級 他の枠番にB級 進入固定 |
2 | グランプリ特賞 | 1号艇に主力選手 他の枠番はA級や機力上位のB級 得点増し |
3 | プライド予選 | 1号艇にA級選手 |
4 | モーニング予選 | 1号艇にA1級 2号艇にA級 他の枠番はB級選手 |
徳山競艇場では、1号艇有利な企画レースを1日に4レース行なっています。
企画レースを行なっていない競艇場や、企画レースは1日に1〜3レースという競艇場も多いので、徳山競艇場は企画でわざと1号艇を有利にしているんですね。
つまり徳山は、コース形状は普通なんですが、追い風や企画レースによってインが有利になっているんです。
なので、徳山で高オッズを狙う時のコツは、
- 企画以外のレース
- 強い向かい風が吹いているレース
で、全国の競艇場と同じように予想することです。
このような状況なら、徳山でもインが強いとは限らず、外から1着が決まることはよくあります。
こういう的中を狙っていけば、「徳山はイン有利」と単純に考えて1号艇頭を買っている人も多いので、的中率と高オッズの両方を狙えて、期待値の高い勝負ができますね。
【徳山競艇場の特徴】季節ごとの1着率データ
徳山競艇場のデータをまとめると、次のようになります。
- 1年を通じて、1コースの1着率が62%以上とかなり高い
- 1年を通じて、2コースの1着率や2着率も高い
- 1年を通じて、3コース〜6コースは厳しい
徳山競艇場では、季節に関係なく1号艇がとにかく強く、2号艇も全国平均並みに強いことが特徴です。
1号艇と2号艇の2連率が高い分、3号艇〜6号艇については活躍しづらい競艇場といえますね。
また、夏の1コース1着率が71%と高い点については、たまたま2019年〜2020年の選手成績がそのように偏っただけだと思います。
2018年頃のデータで見るとそういう傾向はなかったので、「徳山競艇場は季節に関係なく1コース1着率が高い」と考えるようにしましょう。
徳山競艇場の公式サイト
競艇場の公式サイトは、競艇場ごとに載っている情報が違うので、リサーチできる予想材料も変わってきます。
ちなみに、徳山競艇場の公式サイトでは、
- 選手コメント → 選手のリアルなモーター評価がわかる
- モーター評価 → 「出足」「伸足」「回足」が3段階評価でわかる
- モーター履歴 → そのモーターの直近成績がわかる
- オリジナル展示データ → 一周タイムとまわり足タイムがわかる
- 枠番別過去10走 → 選手がその枠番で走る直近10走成績がわかる
- 得点率速見 → 今節の得点率がわかる
という感じで、かなりの数の独自データを見ることができます。
徳山競艇場では、全国でも最も独自データが充実している競艇場なので、「徳山競艇場の公式サイト見ているかどうか」だけでもかなり勝率が変わりますよ。
こういった細かいデータを見ずに「なんとなく」で賭けている人も多い分、私のようにきっちりデータを見て予想するタイプの方は、徳山競艇場ならかなり期待値の高い勝負ができるはずです。
データの見方をこの記事で説明するとボリュームがやばいことになるので、データを見ながら予想するコツについては、舟券購入レポの3記事で詳しく解説していきますね。
まとめ
徳山競艇場の攻略法は、次の7つでした。
- コース形状はおおむね普通
- 満潮時は1号艇2号艇が有利で、干潮時は3号艇4号艇にもチャンスあり
- 弱い追い風や弱い左横風が多く、1号艇かなり有利
- 強風なら他の艇にもチャンスあり
- 1R〜4Rの企画レースもあって1号艇有利
- 企画レース以外なら他の艇にもチャンスあり
- 徳山競艇場の公式サイトは独自データが充実
主な戦略としては、
- 風が弱いときや企画レースなら、1号艇頭で鉄板を狙う
- 風が強いときや企画レース以外なら、外から穴を狙う
の二択になりますね。
「徳山はインが強い」と単純に考えている人が多い分、1号艇頭の舟券に購入が偏りやすく、外からの穴を的中させたときの高配当が狙い目になります。
また、徳山競艇場は、風の影響や公式サイトの独自データなど、予想材料が多いことも特徴です。
雰囲気で舟券を買っている人も多い分、これらの予想材料をしっかり精査すれば期待値が上がるのも嬉しいですね。
実際にこれらのコツと上級者ならではの視点で、今日から徳山競艇場で舟券を買って3レース勝負します!