こんにちは!
『競艇5点買い』のゴトーです!
今日は、下関競艇場の特徴や予想のコツについて、
- 下関競艇場のコース形状
- 下関競艇場の水質や風
- 下関競艇場の企画レース
- 下関競艇場の季節ごとの1着率データ
- 下関競艇場の公式サイト
の5つの観点から解説していきます!
下関競艇場のポイントを分かりやすくコンパクトに整理するので、参考にしてみてください!
【下関競艇場の特徴】コース形状
下関競艇場のコース形状は、
- 本番ピットと第2マークが遠い
という特徴がありますが、コース形状に関しては他に大きな特徴はありません。
よくある「オーソドックスな競艇場」と考えてOKです。
本番ピットと第2マークが遠い
下関競艇場では、本番ピットから第2マークまでが173mもあってかなり遠いため、ピット離れの技術に差があると前付けが起きやすくなります。
そのため、スタート展示の際にもピット離れの様子をチェックして、前付けがおきそうか、枠なり進入になりそうかをチェックすることが大切です。
もしピットレポートで「起こしがいい」「出足型」と言っている選手がいたら、そういう選手がうまく前付けする展開も増える競艇場ですね。
前付けが起きやすい競艇場では、「進入予想をできるかどうか」が重要になります。
【下関競艇場の特徴】水質や風
下関競艇場の水質や風について調べたところ、
- 基本的には乗りやすい水面
- 日没後は1コースの1着率が上昇
の2つがポイントでした。
これらについて解説しつつ、風の影響と有利なコースについても解説していきます!
基本的には乗りやすい水面
下関競艇場は、海水のプール型水面で、干満差の影響はほとんどありません。
海水の競艇場は塩分で水が柔らかくなって乗りやすいと言われていて、しかもプール型で干満差の影響もないので、かなり乗りやすい水面といえます。
大荒れ期待で穴に賭けるより、順当に鉄板〜中穴を狙うのがベストですね。
日没後は1コースの1着率が上昇
下関競艇場は通常時でも1コースの1着率が高いですが、日没後はさらに1コースの1着率が高くなります。
具体的には、デイレースの1コース1着率が約58%で、ナイターレースの1コース1着率は約69%となっています(『ボートレース24場攻略ガイド』三恵書房を引用)。
競艇のモーターは温度が低くなると体積効率が良くなって性能が上がるという特徴があり、日没はモーターの出足が良くなるんですね。
また、日没後は視界が悪くなり、全員が慎重なスタートになりがちです。
このため、日没後は、1号艇がダッシュ勢に負けないような出足で横並びのスタートを決め、そのまま枠番有利で1着をとるケースが増えます。
理屈を知らずに「ナイターだから1号艇有利」と考えてしまうと、16時などのナイター戦でも1号艇有利だと勘違いしてしまいます。
「日没後に気温や水温が下がるからイン有利」「暗くて皆が慎重にスタートすれば順当にイン有利」と理解しておけば、19時頃だからイン有利と正しく予想することができますね。
風の影響と有利なコース
風の影響については、
- 弱い追い風ならイン有利
- 追い風3m以上は2号艇〜4号艇にチャンスあり
- 向かい風2m以上なら3号艇〜4号艇にチャンスあり
という特徴があります。
弱い追い風でイン有利になるのは、競艇のセオリー通りですね。
また、追い風3m以上になると、1号艇のターンが流れやすくなり、その差し場を狙って2号艇〜4号艇の1着率が上がります。
向かい風については、2m以上だと3号艇や4号艇が風の抵抗を受けながら握って高速ターンを決める展開が増え、3号艇や4号艇にチャンスがでてきます。
とはいえ、大前提として、下関競艇場は1号艇がかなり強い競艇場です。
そのため、追い風や向かい風が吹いた時も、積極的に外から狙うというよりは、「もしかしたら2号艇〜4号艇にチャンスあるかも」という捉え方で予想をするのがおすすめです。
下関競艇場の企画レース
レース | 番組名 | 特徴 |
1 | シーモ戦 | 1枠にA級選手、他B級選手。 |
5 | 進入固定戦 | 1枠と4枠にA級選手、他B級選手。 |
7 | ふく〜る戦 | 1枠にA級選手。 |
下関競艇場では、企画レースが1日に3レース行われています。
下関競艇場は特にコース形状や水面に目立った特徴がないので、競艇のセオリー通り1号艇の強い競艇場ですが、企画レースでは1号艇に強い選手が配置されるので、さらに1号艇の1着率が高くなります。
イメージとしては、
- 1R,5R,7Rは、企画の影響で1号艇の1着率が約70%
- 8R〜12Rは、ナイターの影響で1号艇の1着率が約70%
- 2R〜4R,6Rは、1号艇の1着率が50%台
という感じですね。
「下関競艇場は1号艇が強い」と漠然と考えるよりも、「下関で企画レースだからイン逃げが固い」「下関でナイターだからイン逃げが固い」「下関とはいえ、企画でもナイターでもないからフラットに予想」というように頭を切り替えることが大切になってきますね。
最後に季節別データも見ていきましょう。
【下関競艇場の特徴】季節ごとの1着率データ
下関競艇場のデータをまとめると、次のようになります。
- 1年を通じて1コース1着率が60%を超える高さ
- 2,3コースは全国平均よりも1着率が低い
- 4コースは全国平均並みの1着率
下関競艇場は「乗りやすい静水面」として有名で、企画レースやナイターレースの影響もあって、順当にイン逃げが決まる展開が多くなっています。
1号艇の1着率が高い分、他の競艇場よりも活躍しづらいのが2号艇や3号艇ですね。
ただ、4号艇に関していえば、カド位置からのダッシュスタートを決めて1着を取ることもあり、全国平均並みの1着率といえそうです。
競艇のセオリー通りにイン逃げを基本としつつ、「2〜4コースは相当強い選手がいたら1着も考える」くらいのバランス感覚で賭けるのがちょうどいいと思います。
下関競艇場の公式サイト
競艇場の公式サイトは、競艇場ごとに載っている情報が違うので、リサーチできる予想材料も変わってきます。
ちなみに、下関競艇場の公式サイトでは、
- モーター履歴 → 各選手のモーターが最近好調かわかる
- 枠番別成績 → 全国と下関を比較しながらコース成績がわかる
- 前日予想 → 進入予想や展開予想がわかる
- 直前予想 → 展示まで見た状態での予想がわかる
という感じですね。
また、下関競艇場のデータサイト「ネクスト」を見ると、オリジナル展示データも見ることができます。
下関競艇場の公式で「過去のデータから見てどの選手が強そうか」を見て、ネクストで「今節どの選手が強そうか」を見れば、予想材料も充実する印象ですね。
具体的にどういう画面で情報提供されているのかについては、舟券購入レポの3記事で詳しく解説していくので、そちらを楽しみにしててください。
まとめ
下関競艇場の攻略法は、次の7つでした。
- 本番ピットと第2マークが遠いので、進入予想も重要
- 海水のプール型競艇場でかなり乗りやすい水面
- ナイターや企画レースでは1号艇の1着率が70%近くに
- 普通のレースでも1号艇の1着率は50%台
- 1号艇頭を基本とした鉄板〜中穴の買い目がベスト
- 風が強いときや2〜4号艇に強い選手がいるときだけ、外から狙うのもアリ
- 「下関競艇場の公式サイト」と「ネクスト」で予想材料をチェック
このように、下関競艇場は、これといった変わった特徴はなく、どの選手にとっても走りやすい競艇場といえます。
そのため、「下関競艇場だからあえて〜」と裏をかくような予想ではなく、「実力を考えると順当に〜」とセオリー通りの予想をするのがポイントになりますね。
また、ナイターや企画レースで1号艇頭にしておけば、かなり高確率での的中を狙うことができます。
その代わり、下関のように鉄板がでやすい競艇場では、そこに買い目が集中してオッズも下がりやすいので、注意が必要ですね。
セオリーに沿って予想することも大切ですが、オッズが低すぎると勝てないので、最終的な買い目はオッズとセットで考えるようにしましょう。
では、今日まとめた内容に沿って、これから下関競艇場で舟券を買って3レース勝負します!