こんにちはー。
『競艇5点買い』のゴトーです!
今日(2020年10月8日)は、平和島競艇場の「G1開設66周年記念トーキョー・ベイ・カップ」第4Rで勝負しました。
その時の様子を、
- 競艇公式サイトでリサーチ
- 平和島競艇場サイトでリサーチ
- 展開予想からの舟券購入
- 実際のレースリプレイ
という流れで舟券購入レポしていきます。
今回は平和島競艇場の三戦目ですね。
前回もお伝えした通り、今日はめずらしく大穴を狙っていきます!
やはり、鉄板や中穴がでやすい競艇場は手堅くそういった買い目を狙い、大穴が出やすい競艇場はしっかり大穴を狙ったほうが面白いですもんね。
単純な面白さだけじゃなく、きちんとレース選びもして期待値狙っていきますので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
競艇公式サイトでリサーチ
予想をするときは、まずは競艇公式サイトでリサーチします。
- 出走表
- 直前情報
- ピットレポート
を全体的に見て、1つの要素だけじゃなくバランスよく予想材料を整理していきましょう。
また、一番来そうな展開だけじゃなく、もしかしたらこういう展開もあるかな、といったサブの展開も予想していきます。
【競艇公式サイト】出走表を見る!
出走表では、【実力】【ペナルティ】【モーター】【今節成績】【支部】などを見ながら、どの選手が期待できそうかを調べましょう。
【実力】
階級は全員A1選手なので、G1は一般戦に比べると実力差が小さい。
その中でも特に勝率が高いのは1号艇の深谷選手。
【ペナルティ】
4号艇の石野選手と5号艇の桑原選手がフライング(F)持ちのため、慎重なスタートになりそう。
【モーター】
平和島のモーター交換時期は6月なので、10月現在ならモーターに関する数値も参考になる。
ただし、集計期間が短めではあるので、展示タイムにも注目。
1号艇の深谷選手と4号艇の石野選手が劣り、残り4人はなかなか良い。
【今節成績】
2号艇の谷村選手、4号艇の石野選手、6号艇の石渡選手は、準優勝戦の出場もありうる。
他3人は今節不調でイマイチ。
【支部】
平和島競艇場は、コース形状も特徴的で、風も変則的な難水面といえる。
6号艇の石渡選手は地元でやや有利。
こういう感じで、出走表をいくつかの観点で見ていきます。
出走表の情報を整理すると、
- 1号艇の深谷選手がモーターもイマイチで今節調子も悪い
- 2号艇の谷村選手や4号艇の石野選手が勝負駆けで1着チャンスあり
- 直前情報や競艇場公式情報なども精査して展開予想
といった印象ですね。
このように、「1号艇の深谷選手がモーターイマイチ」「1号艇の深谷選手が今節調子も悪い」「2号艇の谷村選手や4号艇の石野選手が勝負駆け」というように、いくつかの条件が重なったときには、外から買ってみるのも選択肢に入ってきます。
競艇は1号艇がかなり有利なので、基本はイン逃げが固いですが、いくつもの条件が重なれば外の艇が1着をとることもあるので、そこを的中させれば大穴を狙うことも可能になります。
直前情報も見て、さらに情報を精査していきましょう。
【競艇公式サイト】直前情報を見る!
直前情報では、【展示タイム】【部品交換】【スタート展示】【天気・風・波】などを見ながら、どの選手が期待できそうかを調べましょう。
【展示タイム】
4号艇の石野選手が最も良く、次に5号艇の桑原選手が良い。
1号艇の深谷先週はダントツで悪い。
残り3選手は横並び。
【部品交換】
1号艇の深谷選手がセット交換。
ピット解説もきくと、初日の状態に戻す交換のようで、モーター調整にかなり苦戦。
【スタート展示】
4号艇の石野選手がピット離れ悪く、123564の進入隊形。
ただ、レース本番でピット離れがうまくいけば枠なりもありそう。
3号艇の吉村選手があまりにもへこみすぎ。まったくタイミングを掴めていない。
【天気・風・波】
雨で、向かい風5mと波高3cm。
干潮に近い時間帯で、ターンも流れづらい水面。
直前情報を整理すると、
- 1号艇の深谷選手はセット交換で展示タイムも悪く、厳しそう
- 強い向かい風で干潮なので、ダッシュ勢が1着をとる展開も十分ある
- 本番の進入が123456になるか123564になるかを要検討
- 3号艇の吉村選手がおおきくへこむと、4コースのカド位置がチャンスになる
という感じですね。
【競艇公式サイト】ピットレポートを見る!
ピットレポートをみると、
- 5号艇の桑原選手は、乗り心地に不安あり
- 1号艇の深谷選手は、セット交換してこれから調整
- 残り4人はぼちぼち悪くない
という印象です。
ピットレポートを見ても、勝負駆けで好スタートを狙う2号艇の谷村選手や4号艇の石野選手が1着をとる展開は十分にありそうです。
平和島競艇場サイトでリサーチ
競艇場の公式サイトは、競艇場ごとに載っている情報が違うので、リサーチできる予想材料も変わってきます。
ちなみに、平和島競艇場の公式サイトでは、
- オリジナル展示データ → モーター性能についての数値評価がわかる
- 前日気配・短評 → 記者がみたモーター評価がわかる
- 直前予想と展示気配 → 記者がつけた予想印がわかる
- 狙い目 → 記者が考える展開予想がわかる
といった独自情報を見ることができます。
まず、オリジナル展示データを見たところ、
- 1号艇の深谷選手が一周タイムがよく、総合力に期待できる
- 3号艇の吉村選手がまわり足がよく、ターンに期待できる
- 5号艇の桑原選手が直線がよく、出足に期待できる
ということがわかります。
ただ、先ほどの展示タイム(主に伸び足を計測するタイム)では、4号艇の石野選手、6号艇の石渡選手、5号艇の桑原選手が良かったです。
このように、様々な角度からモーター性能を見ていくと、
- 5号艇の桑原選手がもっとも良い
- 1号艇〜4号艇については、みんなぼちぼち
- 6号艇の石渡選手は少し劣る
ということが分かってきます。
1つの指標だけでは分からないこともあるので、全体像で捉えることが大切ですね。
前日気配・短評を見ても、モーター性能で特に誰かがずば抜けているような印象はないですね。
前日から当日にかけて各選手が調整していますし、前日気配・短評については、軽く見て確認する程度でOKだと思います。
直前予想・展示気配を見ても、2つとも◎印という本命選手や2つとも…印というNG選手がおらず、なかなか予想が難しい状況ですね。
あえて言うなら、4号艇の石野選手は◯印と◯印で期待できそうではあります。
展示気配・狙い目を見ると、
- 2号艇の谷村選手、5号艇の桑原選手、6号艇の石渡選手はまずまず
- 4号艇の石野選手は伸び重視なので、ピット離れがカギ
- 1号艇の深谷選手は低調機をなんとか調整している感じ
- 3号艇の吉村選手についてはノーコメント
とのことでした。
では、展開予想をしていきましょう!
展開予想からの舟券購入
展開予想としては、
- 強い向かい風で干潮なのでダッシュ勢が有利
- 3号艇の吉村選手はやはりスタートでへこみそう
- 4コースを走るカド位置からの1着決着が狙える
- 123564進入なら5号艇にチャンスあり、123456なら4号艇にチャンスあり
- 2号艇の谷村選手が勝負駆けで好スタートからの差し1着もありうる
という感じです。
モーター抜群や実力抜群といった選手がおらず、全員にチャンスがある状況の中で、今回は1号艇頭ではなく、2,4,5号艇頭を軸に展開予想をしてみました。
といっても、5点買いなのでこれら全部を買うことはできません。
なので、「進入予想」と「舟券から切る選手」をしっかり決めて、買い目を絞っていくことにします。
まず「進入予想」についてですが、ここは枠なりの123/456になると感じます。
確かにスタート展示では石野選手のピット離れが悪く123/564になったのですが、本番もまた離れでミスをするとは感じづらいんですよね。
ここは経験則になるのですが、若手選手やB級選手がスタ展で離れのミスをしたときは本番でもやらかすことが多いのですが、石野選手のようなSG覇者は本番でキチッと合わせてくる印象があります。
なので今回は、枠なり進入で予想を組み立てたいと思います。
また、「舟券から切る」のは3号艇の吉村選手です。
スタート展示の「.49」という数字が、あまりにも1人だけ出遅れていたので、スタート感覚を掴めていないと感じたのが理由です。
もちろん本番ではマシになると思いますが、それでもへこんだスタートになって、カド位置を走る4号艇の石野選手に絞められる展開になると思います。
これらを踏まえて、展開予想は次の2つになります。
【基本の展開】
4号艇の石野選手が勝負駆けから絞めまくりで1着。
1号艇の深谷選手が残して2着。
もしくは、差した2号艇の谷村選手が届かず2着。
【その他の展開1】
2号艇の谷村選手が勝負駆けから差して1着。
1号艇の深谷選手が残して2着。
もしくは、まくった4号艇の石野選手が届かず2着。
今回は、2つの展開予想をしました。
どちらかに絞るためにも、どの買い目が適切か、コース別成績を見ながら検討していきましょう!
コース別成績まで見て展開予想を絞る
1号艇の深谷選手は約85%の確率で1コースから1着を取っていますが、1着を取れないときは2着や3着になるというより着外になる印象ですね。
今回のレースに関して言えば、様々な状況を加味して、1着を取れない方に賭けようと思います。
また、1コースからの2着率もすごく低いので、あって3着と考えて買い目を絞ります。
2号艇の谷村選手は2コースからの2着率が高いタイプですが、今回は「1号艇が不調」「谷村選手自身が勝負駆け」「平和島は2コース1着率が高い」という特殊な状況です。
そう考えると、穴狙いで1着予想に組み込んでも良いと感じました。
また、1着は取れなくても2着に絡む可能性は十分あるので、谷村選手は予想の軸に考えていきたいですね。
石野選手は内側3コースが特に強く、4コースからの成績がそこまで強いとは言えません。
ですが、このレースでは、「1号艇が不調」「強い向かい風でダッシュ勢有利」「平和島は4コース1着率が高い」「3号艇の吉村選手がへこみそう」「カド位置から絞めまくりを狙える」という特殊な状況です。
これだけ条件が揃っていれば、4号艇の石野選手が絞めまくって1着や、届かずとも2着という可能性は十分にあると感じました。
5号艇の桑原選手は、4コースからの成績が88.2%もあり、おそらく競艇界で最も4コースが強い職人のような選手です。
なので、進入隊形がスタ展のときのように123/564になれば、桑原選手に一気にチャンスがでてきます。
ですが、私が読んでいるように本番で枠なり進入になってしまうと、活躍が難しい気もします。
また、客観的なモーターの数値は悪くないのですが、本人がピットレポートで「乗りづらい」「ポチャつくと怖い」「乗れない」と言っていたことも気にかかりました。
買い目を絞って5点で穴を狙いにいくうえでは、5号艇の桑原選手は絡めづらいという印象ですね。
6号艇の石渡選手は6コースからでも無難に3着入りを狙う選手ですね。
また、ダッシュ勢有利な水面状況で、選手コメントからもスタートタイミングが見えてそうだったので、3着入りは検討してもいいかなと感じています。
このように細かくデータチェックをしていき、
- 2-4-16,4-2-156
という5点に、買い目を絞ることができました。
私の基本スタンスは、いくつかのシナリオを考えて5点買いを複数パターン準備しておき、最後にオッズの優劣で買い目を決定するようにしています。
ですが、今回のように初めから大穴を狙う場合、オッズの優劣を考えずとも全て大穴になるので、「展開予想(的中率)」を重視して考えるようにしています。
今回の展開予想としては、
- 進入隊形が枠なり
- 2号艇と4号艇が勝負駆けで好スタートを決める
- 3号艇がすこしへこんで4号艇が絞めまくりつつ、2号艇と競う
という感じですね。
最後に、オッズをみていきましょう!
オッズをみて買い目決定!
オッズを見ると、
- 2-4-1なら、オッズが86.6倍
- 2-4-6なら、オッズが104.0倍
- 4-2-1なら、オッズが85.2倍
- 4-2-5なら、オッズが96.6倍
- 4-2-6なら、オッズが85.8倍
という状況でした。
このように、5点買いすべてでオッズが80倍以上ついており、万舟(オッズ100倍以上)も含まれる買い目なので、大穴狙いといって良いでしょう。
1000円ずつ5点買いなので、当たれば10万円近くゲットできる計算です。
5点買いなので的中はもちろん難しいのですが、20回近く同様の勝負をして1回当たればOKと思えば、期待値のある戦い方ですね。
実際に、2-4-16,4-2-156を1000円ずつ買いました。
強い向かい風でインの1号艇が活躍できないと読み、勝負駆けの2号艇、4号艇に期待した買い目となっています。
果たしてどうなるのか。
実際のレースリプレイ
ピット離れに不安のあった4号艇の石野選手も、本番レースでは問題なく離れて、枠なり進入となりました。
この展開はひとまず予想通り。
あとはスタートで3号艇がへこんで4号艇が前に出られるかどうかですね。
内側3艇がへこんで、4号艇の石野選手がトップスタート!!!
これは読み通りの展開すぎて、大穴的中の期待に、手にもギュッと力が入ります。
強い向かい風でスロー勢はスピードに乗れてないので、このまま絞めまくりが決まると良いのですが。
ただ、想定よりも3号艇の吉村選手が粘って、4号艇の石野選手も完璧に絞ることはできませんでした。
3号艇と4号艇が一緒に先マイ、1号艇と2号艇は絞られて後ろにやられ、5号艇と6号艇が外から差しにいく展開に。
このまま4号艇のまくりが決まればワンチャンあるのですが、、、どうなる?!
ターンはズバッと5号艇の桑原が差しを決めて、大回りした3号艇と4号艇はやられてしまいました。
これにて、私が買っていた舟券も不的中。
進入からスタート隊形までの読みはバッチリ当たっていただけに惜しい。残念〜。
最終的には、5-3-4での決着となりました。
昨日賭けたレースに引き続き、三万舟(300倍越え)がでました。
私も今回は、穴狙いに徹して予想し、
- 枠なり進入になる
- スロー勢がへこむ
- 4カドの石野選手が勝負駆けでトップスタートを決める
という展開予想は完璧に当たっていたので、途中までかなり楽しめました。
ただ、3号艇の吉村選手が想定よりも粘ってしまい、3号艇と4号艇がもつれているところを5号艇が差すという決着になってしまいましたね。
今回のレースについて、動画でみたい方はこちらからチェックしていただけますので、よければぜひ!
まとめ
今回は、不的中で払戻金0円(-5,000円)でした。
平和島の「どこからでも1着を取れる」という特徴は、魅力でもあり、怖さでもありますね。
なかなか鉄板の買い目がない代わりに、穴狙いについては、きちんと展開予想をすればある程度絞っていけそうです。
穴を狙う場合は、毎回の買い目も10点くらいに増やして、10回買う(合計100点買う)までの間に1〜2回的中させる感覚でOKだと思います。
また、私のように5点まで買い目を絞れる方であれば、20回買ううちに1〜2回的中させればOKですね。
しっかり展開予想をすれば、ある程度的中率も上がりますし、穴専門で取り組むのも面白いかもしれませんね。
分かりやすく役に立つ競艇記事を皆さんに伝えながら、私自身もプラス収支を積み上げていきたいと思います。
的中10回、不的中8回(的中率56%)
舟券総額 90,000円
回収総額 151,700円(回収率169%)
トータル収支 +61,700円