こんにちは!
『競艇5点買い』のゴトーです!
今日は、江戸川競艇場の特徴や予想のコツについて、
- 江戸川競艇場のコース形状
- 江戸川競艇場の水質や風
- 江戸川競艇場の企画レース
- 江戸川競艇場の季節ごとの1着率データ
- 江戸川競艇場の公式サイト
の5つの観点から解説していきます!
江戸川競艇場のポイントを分かりやすくコンパクトに整理するので、参考にしてみてください!
【江戸川競艇場の特徴】コース形状
江戸川競艇場のコース形状は、
- 第2マークと本番ピットの間隔がかなり狭い
- 第1マークの振りがかなり大きい
- 第1マークとスタンドの間隔がかなり狭い
という2つの特徴があります。
第2マークと本番ピットの間隔がかなり狭い
江戸川競艇場では、第2マークと本番ピットの間隔がかなり狭いので、ピット離れに多少の差があっても前付けが起きづらいです。
また、ピット離れの差がない状態で無理に前付けをしようとすると、ピットから第2マークが近いことや、川の流れがあることによって、進入が深くなりがちです。
このように、コース形状、川の流れ、深い進入などいくつもの要因が重なり、江戸川競艇場では枠なり進入がかなり多くなっています。
第1マークの振りがかなり大きい
江戸川競艇場では、第1マークがセンターポールよりも約20mもスタンド側に配置されています(第1マークの振りが大きくなっています)。
そのため、2〜4コースを走る選手はスタートから直進していれば第1マークに到達しますが、1コースを走る選手は斜めに走りながら第1マークを目指す必要があります。
このように、江戸川競艇場では、コース形状が理由で1号艇が活躍しづらく、代わりに2〜4号艇の1着率が高くなっています。
第1マークとスタンドの間隔がかなり狭い
江戸川競艇場では、第1マークとスタンドの距離は37mしかありません。
これは、戸田競艇場や平和島競艇場と同じで、全国で一番狭い間隔になっています。
そのため、第1マークを通過する選手同士が、横並びというよりも前後になりやすくなっています。
つまり、好スタートを決めた選手が第1マークに差し掛かると、他の選手はその後ろを走ることになり、そのまま第1マークの攻防を制しやすいということですね。
江戸川島競艇場では、「スタート技術」や「モーターの出足」が特に大切になります!
【江戸川競艇場の特徴】水質や風
江戸川競艇場の水質や風について調べたところ、
- 全国唯一の河川でできた競艇場
- 4パターンの水面状況を使い分ける
- 日本一の難水面で得意苦手が別れる
の3つがポイントでした。
これらについて解説しつつ、風の影響と有利なコースについても解説していきます!
全国唯一の河川でできた競艇場
江戸川競艇場は、全国で唯一の、河川を全面に使った競艇場です。
プール型の競艇場に比べて水面が荒れることも多く、多くの選手にとって乗り慣れない難水面となります。
河川なので流れの影響が当然ありますし、海と繋がっている河口も近いので、干満差の影響も受けてしまいます。
そのため、江戸川競艇場では、追い風・向かい風という風の影響だけでなく、上げ潮・下げ潮という潮の影響も考えないといけません。
4パターンの水面状況を使い分ける
江戸川競艇場では、
- 上げ潮で追い風
- 下げ潮で向かい風
- 上げ潮で向かい風
- 下げ潮で追い風
の4パターンがあるので、予想するときはパターンを使い分けましょう。
上げ潮で追い風のときは、助走距離の短い1号艇も潮と風に押されて好スタートを決めやすくなり、枠番通りにイン有利となります。
逆に、下げ潮で向かい風のときは、とにかく加速しづらく、助走距離の短いスロー勢は不利に、助走距離の長いダッシュ勢は有利になります。
また、上げ潮で向かい風のときと下げ潮で追い風のときは、潮と風がぶつかって波立ち、かなり走りづらい水面になります。
このような水面状況では、江戸川競艇場に慣れている東京支部の選手など、江戸川巧者が有利になります。
代表的なのは上記の4パターンですが、細かく分けると江戸川の水面状況は35パターンもあるようで、江戸川競艇場の公式サイトに詳細が載っているので、よければチェックしてみてください。
日本一の難水面で得意苦手が別れる
江戸川競艇場は、日本一の難水面です。
唯一の河川競艇場、第2マークと本番ピットの間隔がかなり狭い、第1マークの振りがかなり大きい、第1マークとスタンドの間隔がかなり狭い、潮と風で4パターンの水面状況になる、など、他の競艇場には無い特徴が盛りだくさんです。
その分、「江戸川は難しすぎて勝てる気がしない…」と苦手な選手や、「江戸川なら他の選手が苦手な分勝ちやすい」と得意な選手にクッキリ分かれます。
そのため、江戸川競艇場で荒れそうな水面状況の日には、江戸川巧者を見つけて、そこを軸に舟券を買っていくのも有効ですね。
江戸川巧者を見つけるのは、支部や当地勝率をチェックすればOKです。
風の影響と有利なコース
風の影響については、
- 5m以上の強風が吹きやすい
- 10mなどの暴風でレース中止になることや安定板が使われることもある
- 追い風なら2号艇や4号艇の差しが決まりやすい
- 弱い向かい風なら影響小さい
- 4m以上の強い向かい風なら、ダッシュ勢有利
という特徴があります。
江戸川競艇場は、5m以上の強風が吹くことも多く、レース展開も荒れやすい印象です。
また、風の影響だけでなく、風と潮の組み合わせで水面状況も変わるので、風だけでの傾向を信用しすぎるのはNGです。
江戸川競艇場の公式サイトには「現在の潮と風向き」が載っているので、これを見て予想の参考にするのが良さそうですね。
江戸川競艇場の企画レース
江戸川競艇場は企画レースがありません。
企画レースというのは、枠番有利な1号艇にA級選手で他の枠番はB級選手にするなどして、「1号艇頭で買えば鉄板でしょ」と番組側が企画したレースのことです。
企画レースがあったほうが予想は簡単になるですが、逆に、企画レースがあると競艇場の特徴が見えづらくなることもあります。
1コース1着率が高い競艇場でも、コース形状としてイン有利なのか、企画でイン有利に見えてるのかが分からないと、企画以外のレースで予想に迷いが出たりするんですよね。
ただ、江戸川競艇場は企画レースがないので、シンプルにコース形状や水面状況から、1着率などのデータを読み取ることができます。
では、季節ごとの1着率データも見ていきましょう。
【江戸川競艇場の特徴】季節ごとの1着率データ
江戸川競艇場のデータをまとめると、次のようになります。
- 1年を通じて、1コースの1着率が低い
- 2,4コースの1着率は全国平均よりもかなり高い
- 3コースの1着率も全国平均より高い
競艇のセオリーでは「迷ったら1号艇1着で予想」ですが、江戸川競艇場ではそのセオリーがなかなか通じません。
なので、潮と風の組み合わせで水面状況がどうなっているか、スタート隊形がどうなるかなど、きちっと展開予想をしたうえで、外の選手にチャンスがあるときはそちらを頭にして買っていくように意識しましょう。
また、江戸川競艇場は2,4コースの1着率が全国平均と比べてもかなり高いので、ここに江戸川巧者がいる場合には、要注意ですね。
江戸川競艇場の公式サイト
競艇場の公式サイトは、競艇場ごとに載っている情報が違うので、リサーチできる予想材料も変わってきます。
ちなみに、平和競艇場の公式サイトでは、
- 波巧拙 → 選手が江戸川の波に乗り慣れているかがわかる
- モーター評価 → 出足と伸び足の性能がわかる
- 前日予想 → 記者が考える各選手の評価がわかる
- 直前予想 → 記者が考えるレース展開がわかる
- 潮・風向き → 潮と風を考慮した江戸川攻略がわかる
という感じですね。
江戸川競艇場は、河川を利用していて上げ潮・追い潮がある、コース形状もかなり独特、と特徴的な競艇場なので、他の競艇場には載ってない情報が多い印象です。
その中でも、「波巧拙」と「潮・風向き」は江戸川ならではの指標といえますね。
モーター評価や直前予想などでレース展開を考えるだけでなく、その選手が江戸川に慣れているかや今日はどういう水面状況なのかを深く考えていくことがポイントになります。
具体的にどういう画面で情報提供されているのかについては、舟券購入レポの3記事で詳しく解説していくので、そちらを楽しみにしててください。
まとめ
江戸川競艇場の攻略法は、次の7つでした。
- 枠なり進入がほとんど(前付けは少ない)
- 第1マークの振りが大きく1号艇にはやや不利で2〜4号艇に有利
- 第1マークとスタンドの間が狭く、スタート勝負になりやすい
- 潮と風の関係性で水面状況が何パターンも変わる
- 選手によって得意苦手の差が大きいので、支部や当地勝率が重要
- 2,4コースは全国的に見てもかなり1着率が高い
- 「波巧拙」「潮・風向き」などの公式情報もチェック
このように、江戸川競艇場はかなりクセの強い競艇場といえます。
そのため、「他の競艇場では勝ててるけど江戸川では負け越している」という方や、逆に「江戸川では当たるけど他では噛み合わない」という方も多いと思います。
「競艇のセオリーが通じにくい」「波に慣れている選手やスタート巧者を軸にすべき」と考え、他の競艇場とは頭を切り替える(江戸川攻略を強く意識する)ことが大切ですね。
では、今日まとめた内容に沿って、これから江戸川競艇場で舟券を買って3レース勝負します!